私はスタディング(STUDYing)の中小企業診断士講座を受講して、2度の受験で合格しました。
ただし、一直線でスタディングの通信講座を選んだわけではなく、いくつもの通信講座を比較し制約がある中で選びました。
この記事では、スタディング(STUDYing)を受講することに決めるに至った経緯を紹介したいと思います。
【筆者】 やす(中小企業診断士)
40歳を過ぎてから受験し、なんとか合格!自身の受験経験、合格後の体験を書きまとめてます。
結論を先にお伝えしておくと、スタディング(STUDYing)を選んだ理由は実績と価格です。(※2020年に東証マザーズに上場しましたが、私が受講したときはもちろん未上場でした)
TACの中小企業診断士講座を受講したかった
中小企業診断士を受験しようと考えていた時期、一番最初にたどり着いたのが資格の学校TACでした。私に限らず大半の受験生は一度はTACを検討するのではないでしょうか。
TACは東証一部に上場している大手企業ですし、中小企業診断士講座の歴史も長く、受講生・合格者も飛びぬけて高い印象があります。
中小企業診断士に合格したいと考える初学者なら、最大手の講座を受講したいのは当然だと思います。
できることなら、TACの通信講座を受講したかった、というのが当時の私の本音です。
大手の有名な講座であれば、大外れはないでしょうし、きっとしっかりとした講座なんだろうと思いますからね。
TACの受講料が高い..
独身だったりフルタイムの共働きで、生活資金に余裕があれば、中小企業診断士講座のために30万円弱の費用の捻出できたかもしれません。
が、我が家の経済力では難しく、そのため資格の学校TACを受講するのは諦めるしかなかったのです。
中小企業診断士講座の比較
中小企業診断士講座を調べていくと、TAC以外にもいろいろな講座があることがわかりました。
大手資格予備校の中小企業診断士講座は、教育訓練給付制度の対象となっているため、受講料から給付金を引いた実質の受講料をまとめたのが以下の表です。
中小企業診断士講座 | 受講料 | 給付金 | 実質受講料 |
---|---|---|---|
診断士ゼミナール(旧レボ) | 49,800円 | なし | 49,800円 |
スタディング(旧通勤講座) | 58,960円 | あり | 47,168円 |
ユーキャン | 98,000円 | あり | 98,000円 |
クレアール | 215,200円 | あり | 172,160円 |
LEC | 250,000円 | あり | 200,000円 |
大原 | 258,000円 | あり | 206,400円 |
資格の学校TAC | 285,000円 | あり | 228,000円 |
教育訓練給付制度とは?
一般教育訓練を受けて修了した場合、その受講のために受講者本人が指定教育訓練実施者に対して支払った教育訓練経費の20%に相当する額をハローワークより支給します。
引用元:一般教育訓練給付金について|厚生労働省
お金をかけず中小企業診断士試験の合格を目指すのであれば独学でしょう。
でも、中小企業診断士の難易度を鑑みると独学で合格できるとは思えない。かといって、TACのような20万円以上かかる講座は受講できない。
そう考えていた私にとって、10万円を大きく下回るスタディング(旧:通勤講座)や診断士ゼミナール(旧:レボ)は渡りに船でした。
市販のテキストや問題集、過去問を買い揃えても、合計すると4万円弱はかかります。
つまり、スタディング(旧:通勤講座)や診断士ゼミナール(旧:レボ)は、独学とほぼ同じ費用で講義動画までついてくるので、受講しない選択肢はないと思ったのです。
以下の記事がとても分かりやすく、とても参考になりました。
スタディング診断士講座と診断士ゼミナールと違い
スタディング(旧:通勤講座)と診断士ゼミナール、どちらを使うべきか考えるため比較してみたのが以下の表です。
スタディング(旧:通勤講座) | 診断士ゼミナール(旧:レボ) | |
---|---|---|
受講料 | 59,800円 | 49,800円 |
テキスト | ||
テキスト印刷オプション | 12,800円 | 19,800円 |
過去問 | 10,000円 | 含まれている |
再受講 | 16,800円 | 3年間無料 |
質問サポート | 有料・1件1,200円 | 無料・無制限 |
講義動画 | ストリーミング再生 | ダウンロード再生 |
合格実績 | 多い | 少ない |
基本受講料は1万円の差ですが、過去問や再受講の費用を鑑みるとコストパフォーマンスは診断士ゼミナールの方が優れていると思います。
ただし、スタディングも診断士ゼミナールも、TACやクレアールなど大手予備校の受講料と比べると圧倒的に安いです。
市販の教材を揃える場合でも4万円弱かかります。それに2~3万円程度プラスするだけでよいので、受講費用を捻出できると考えました。
スタディングと診断士ゼミナール、どちらを受講しようか悩んだのですが、それぞれの無料講義を受講して、自分にあっているとと感じた方に申し込むことにしました。
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スタディングの方が評判が良かったというのもありますが、講師の話し方や雰囲気、指導方針、テキスト...一通り確認した結果、私はスタディングの中小企業診断士講座を受講することに決めました。
スタディング中小企業診断士講座を選んだ理由
- 講義動画だけでなく、問題演習もスマホでできる
- 独自の学習マップやロジックマップがあり軸がしっかりしている
- 合格者の声が多い(合格実績が多い)
決め手になったのは上記の3点です。
スタディングの中小企業診断士講座を受講することを決めた私ですが、勉強期間1年7ケ月、2度の受験で中小企業診断士試験に合格することができました!
念のため補足をしておきますが、診断士ゼミナールよりもスタンディングの教材の方が優れているとは考えていません。診断士ゼミナールを受講したことがないので良し悪しはわかりませんし、個人の好みもあると思うからです。
受講講座を選ぶにあたっては、ネット上の評判を検索したり、人づてに評判を聞くよりも、自分の目で見て判断することをおすすめします。
どちらの中小企業診断士講座も、無料でサンプル講義を閲覧できるので、まずは無料で試して、自分に合う合わないを判断してみてください。自分に合う教材が、良い教材ですよ!
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【筆者】 やす(中小企業診断士)
40歳を過ぎてから受験し、なんとか合格!自身の受験経験、合格後の体験を書きまとめてます。