暗記するコツ
暗記しなければいけないことが多すぎて、1次試験すら受かれる自信がない。。本当に合格できるのだろうか?
中小企業診断士試験は法律資格とは異なり、暗記量が少なくて済むといわれています。
しかし、いざ勉強をはじめると意外と暗記しなければいけないことが多く、受験生が暗記で苦しむことも少なくありません。
暗記しなければいけないといっても、断片的に点で丸暗記するのは辛いし非効率的です。点と点をつなげる暗記法で効率的に覚えよう。
暗記で悩むのは皆同じ。工夫で差が出る。
「暗記が苦手だから...」など言い訳をしていては、いつまで経っても合格できません。
暗記で悩むのは皆同じです。どうやって勉強したら覚えられるのか?間違えずに解答できるのか...そうした工夫ができるか、できないか、そこから試験ははじまっているのです。
記憶力は10代でピークを迎えるといわれています。
だから若い人の方が有利かと思いきや、そうはなっていません。中小企業診断士試験の合格者をみても年代別の合格率は10~40代であまり差はないのです。
むしろ10代の合格率の方が低いです。(10代の受験生が少なく母数が小さいためバラツキが大きいことも影響していますが。)
何をお伝えしたいのかというと、「暗記が苦手だから...」など言い訳なんかしてる暇があるなら、勉強を工夫しましょう!ということです。年齢なんか関係ない。
新しい知識を学ぶことを楽しみましょう
暗記が苦手、嫌と思っていると学習効率が低下します。
科学的な話になりますが、脳は関心のないことは不必要に中に情報を入れないように働きます。つまり、新しい情報が入ってきても、不要だと判断して記憶しようとしないのです。
一方で、少しの興味と知識がある上で、情報収集のアンテナを張っておくと、脳は知識を収集しようと動きます。この積み重ねは大きな違いをもたらします。
だからまず、暗記することに対して、ネガティブな考えず持たずに、この年になっても知らないことがたくさんあるんだなぁ、と謙虚に新しい知識を学ぶことを素直に楽しみましょう。
知らないことがあっても恥じることはありません。わからないことが分かったら、それは一歩前進ですし、わからないことは都度覚えていけばよいだけですよ。
点と点をつながると一気に理解が進む
丸暗記や消えるペンで教科書の単語を片っ端から覚えていくという勉強法は非効率的です。何よりそのような勉強方法では長続きしません。
では、どうすれば、勉強が面白くなるのか?
それは「わかった!」という喜びがあるときです。
知識と知識がつながったとき、点と点が繋がったとき、一気に理解が深まり、「わかった!」となり、嬉しくなるのです。
逆説的にいうと、それを意図的に誘発させればよいのです。
マインドマップをご存知でしょうか?
中心となるキーワードやイメージを中央に置き、そこから放射状にキーワードやイメージを広げ、つなげていく。思考を整理し、発想を豊かにし、記憶力を高めるために、想像 (imagination) と連想 (association) を用いて思考を展開する。引用元 - マインドマップ - Wikipedia
中小企業診断士1次試験、2次試験共に、このマインドマップは、非常に有効な学習方法です。暗記が苦手な私が中小企業診断士に合格できたのは、このマインドマップがあったからといっても過言ではありません。
「スタディング 中小企業診断士講座とは?」の中でも紹介しましたが、実は私が使った通信講座のスタディングは、学習マップといわれるマインドマップ形式のものが教材の根幹にあります。
スタディングが提供してくれた学習マップで一気に知識を身につけ、気になったり、不足している知識は自分で継ぎ足していきました。
私はずっと暗記が苦手だと思ってました。
ところが、マインドマップを利用して勉強を進めると、これまで苦手だと思っていた暗記が楽しくなりました。
- あ~なるほど!
- これと関係しているのか!
- あ~、だからこれを学んでいるのか!
暗記をしよう!意気込まなくても、全体像がみえ関連性が可視化されるので、なぜか記憶に残るようになったのです。
1次試験勉強の暗記で困っている方は、騙されたとおもって、まずはマインドマップを使った暗記法を実践してみてください。本当に効果的ですよ。