中小企業診断士の資格を取って役立つのか?

中小企業診断士の資格を取得する価値

 

中小企業診断士の資格を取っても役に立たないのではないか?こういう疑問をいただく方も多いと思います。

 

中小企業診断士は頑張れば誰でも取れる国家資格ですが、かんたんに取れる資格ではないので、受験するのかしないのか躊躇するのもわかります。

 

 

中小企業診断士の難易度に見合ったメリットがあるのか、資格をとる価値はあるのか、などは勉強を始める前に取る価値があるか知っておきたいところでしょう。

 

中小企業診断士の資格は取っても役立たない、稼げないというのは誤解、嘘だからあまり信じないようにしましょう。

 

40代になってから中小企業診断士試験にチャレンジし、合格した私やすが紹介しましょう。

 

【筆者】 やす(中小企業診断士)
40歳を過ぎてから受験し、なんとか合格!自身の受験経験、合格後の体験を書きまとめてます。

 


中小企業診断士の資格を取得する価値

中小企業診断士の資格を取得する価値

 

中小企業診断士の資格をとっても役立たないという人や、そういったことを書いている記事があります。が根本的にが間違っています。

 

中小企業診断士に限らず、合格したら将来安泰の資格は存在しません。「できること」が増えるだけなのです。

 

他の資格や免許を例に挙げみましょうか。

 

  • 医師免許があると、医療行為ができます
  • 弁護士資格があると、裁判の代理人をなることができます
  • 自動車免許があると、公道で自動車を運転することができます
  • 中小企業診断士資格があると、経営相談やコンサルティングをすることができます

 

中小企業診断士には独占業務がないから取っても役立たないという人は、「中小企業診断士の資格が資格がなくても経営相談もコンサルティングもできる」という主張が根底にあります。

 

でも、独占業務の有無と分けて考えるべき話だと思います。よく考えてくださいね。

 

  • 訴訟によく負ける弁護士に代理人をお願いしたいと思いますか?
  • 腕の悪い医者に診察・治療してもらいたいと思いますか?
  • よく事故を起こす運転手の車に乗せてもらいたいと思いますか?

 

独占業務や許可される業務があると参入障壁はありますが、結局は実力・実績勝負になります。

 

つまり、資格が役立つか役立たないかと、独占業務があるかないかは別問題として捉えておかなければ、いけないのです。

 


中小企業診断士の資格の役立て方を考える

中小企業診断士の資格の役立て方を考える

 

中小企業診断士試験の合格をゴールに設定するのは間違いです。合格はスタートです。

 

合格した後、試験勉強で学んだ経営全般の知識をどうやって使うか、広がる可能性を活かすのは自分次第!そこが面白いところだと思います。

 

 

車の免許やパスポートに例に挙げみましょうか。

 

車の運転免許を取ると、公道で自動車の運転ができるようになり、移動手段の幅が広がります。(可能性が広がる)

 

ところが、地元で移動手段だけに使う人もいれば、北海道から九州まで旅をする人もいます。どちらが良い悪いという話をしたいのではなく、活かすか活かさないは自分次第だということをお伝えしたい。

 

 

次に日本国籍のパスポート。

 

日本のパスポートを持っていると、ビザを取得しなくても180カ国以上の国々に渡航することができることをご存知でしょうか?世界一なのです。

 

手軽に外国に渡航できる...これも活かしてビジネスをしたり、きっかけを探しに行く人がいます。これも、活かすか活かさないかは自分次第ということになります。

 

 

これと同じことが中小企業診断士の資格にも言えます。

 

取っても役立たないという人は、役立て方を知らない人、あるいは意欲的に役立てようとしていない人の意見です。それに流されていては勿体ない。

 

 

中小企業診断士試験に合格できたということは、経営に関して体系的に勉強した、一定水準を超えたという証です。

 

 

もちろん資格を取った後でも、実務の経験や専門知識を増やしていることは必要です。

 

でも、資格取得前に比べて、知識も視野も広くなっている状態でビジネスや物事を見て、考えられるようになっていることは間違いありません

 

中小企業診断士の資格をどのように活かしたいか、どうすれば活かせるか、そこはしっかりとご自身で考えなければいけません。


中小企業診断士は十分稼げる

中小企業診断士は十分稼げる

 

中小企業診断士合格後に上手く資格を使うと、十分稼ぐことはできます。私自身も半信半疑でしたが、実際に合格すると、収入を増やすチャンスが増えました。

 

中小企業診断士で稼げるのか、食えるのか...と心配される方が多いのですが、年間売上1,001万円以上の割合は38.0%。 ....(略)....独立して中小企業診断士一本で稼ぐ方法もあれば、今の会社に勤めながら副業で稼ぐ方法もあります。

引用元 - 中小企業診断士の年収

 

この記事で紹介されている内容は、私の感覚とも合致してます。

 

実際、私も会社に勤めながら原稿執筆や、経営の助言をして、月5~10万円ほど副収入を得ることができるようになりました。

 

合格後にすぐ独立開業して年収1000万円以上稼げるかというとそういうわけではないと思いますが、まず間違いなく副業はできますし年間50~100万円は稼げます。

 

これではダメですか?

 

 

このまま会社に勤めながら副業で年間50~100万円を得る生活もできますし、もっと頑張って副業の収入を増やして一定以上稼げるようになってから独立することもできます。

 

中小企業診断士試験に合格した結果、収入が増え、将来の選択肢の増えたと思うのです。資格の難易度に対して、十分な価値があると思ってます。

 

 

まずは、こうした選択肢を手にいれることが大切だと思いますし、満足していますよ。

 

 


まとめ

資格を取る前に、中小企業診断士の資格は役立つ役立たない、を調べて妄想するのは勝手ですが、ほとんど意味がありません。

 

試験に合格することで、将来の可能性は絶対に広がります。まずは選択肢を手にいれる(=合格)ことに集中しましょう。

 

やすの合格体験談もお役に立てると思いますので、ぜひぜひご覧ください!

トップへ戻る