中小企業診断士に最短合格するために、暗記で工夫していたことについて紹介したいと思います。
中小企業診断士試験は、科目数が多く出題分野が広いため、それなりの暗記量が要求されます。ところが、わたしは...
- 暗記はどちらかというと苦手
- 昔よりも暗記力が低下している
- 40代なので睡眠時間を削ると翌朝が辛い
という状況だったのです。気合で乗り切れる年齢ではないことを自覚していたので、工夫して暗記してきました。
結論からいうと、就寝前に暗記すること意識して、毎日ひたすら復習しました。
この記事では、誰でも効率よく暗記できる方法について解説します。
【筆者】 やす(中小企業診断士)
40歳を過ぎてから受験し、なんとか合格!自身の受験経験、合格後の体験を書きまとめてます。
暗記効率を高める方法
私の受験時代、実践していた暗記方法を具体的に解説します。
暗記しなければいけないところが多かったので、科学的に良いとされる基本的な暗記方法を毎日コツコツ実践しました。
レム睡眠を活用する
レム睡眠、ノンレム睡眠という言葉を聞いたことはありませんか?
ノンレム睡眠は脳が休息していて、レム睡眠は情報の整理、統合が起こり、記憶の定着が起こっているといわれています。つまり寝る前に詰め込んだ知識は、レム睡眠中に脳にしっかりと記憶されるのです。
どうやったらレム睡眠ができるのかというと、しっかりと寝るだけです。90分サイクルなのでできれば7時間半、短くても6時間はしっかり寝ることを心掛けました。
これには諸説あり、脳科学的に100%正しいと立証されているわけではないらしいですが、私はこの方法で効率よく暗記することができたと考えてます。
暗記しないといけない、あぁ間に合わない...とダラダラ勉強して夜更かしして、睡眠時間を削っても学習効率は低下します。
だから、勉強してサッサと寝て毎日6時間は寝るようにします。そうすると寝ている間に、頭の中の情報が整理され記憶が定着していくのです。
就寝前に暗記したいところを振り返って、そのまま寝る。
具体的にしていたのは、就寝30分くらい前に、暗記したい分野のテキストや解答解説を復習します。30分と短い時間ですが、集中して詰め込みます。
図表に整理されたものをジッと眺めて目に焼き付けたり、問題の解き方を順を追って振り返ったり...新たに問題を解くのではなく、覚えるべき箇所を復習するのです。
途中、問題集を解きたくなっても我慢です。とにかく、一度解いた問題や間違えた分野を復習しながら、暗記することだけに集中するのです。
暗記した後は、さっさと寝る
30分ほど集中的に暗記をしたら、すぐに寝ます。すると翌朝になっても、昨夜詰め込んだ知識が覚えているような感じになっていました。
もちろん100%覚えているわけではありませんが、結構覚えているものです。
1日だけでは効果は感じられませんが、1週間、1ケ月と毎日続けていると、かなりの知識を暗記することができました。
ちなみに、暗記した後、スマホを触ったりテレビをみて気分転換してから就寝するのはあまりおすすめしません。余分な情報が入ってしまい、暗記の定着率が低下する可能性が高くなるからです。
まとめ
簡単な試験であれば一夜漬けや短期詰め込み式など気合で乗り切ることができます。しかし、中小企業診断士の試験はそこまで簡単な試験ではありません。
最短合格を狙う=楽をする、ではないのです。最短合格といっても、最低6ケ月以上勉強する必要はあるので、毎日コツコツと勉強していくことも大切です。
レム睡眠を計画に活用した暗記は個人差があると思いますが、サッと寝る習慣を身につけて、しっかりと睡眠を取るとよいと思いますよ。
一定以上の知識を暗記できたら、知識と知識をつなげて、一気に得点獲得力を高めましょう。